暮らしにスパイス

『スパイスを薬膳と言い換えるプロモーション』

以前、「薬膳」ていうフレーズについて引っかかりました。
今回はその「薬膳」についてちょこっと。

「薬膳」というフレーズはスパイスがまだ馴染みが薄かった時代には、
スパイスって漢方にも使われているんだよ!
体にもいいんだよ!
だからカレーは薬膳料理だよ!
というマーケティング・プロモーションに使われ、カレー屋のコピーなどに「薬膳カレー」と書いてあるカレー屋を見かけることも少なくなかったです。一昔前のバブル世代がオーナーのお店のイメージでしょうか。「医食同源」とかのフレーズも好きな世代ですかね。
(そういうお店に限ってサラサラのうま味のないカレーを出すお店で何度かがっかりしたことがありました。)

スパイスカレーが流行し家庭でもネット通販で気軽にスパイスを買える現在では、スパイスが漢方にも使われているというのも常識になりつつあると思いますので、カレーは薬膳料理だ!などとわざわざアピールするのは松屋の牛丼についてくる味噌汁の味噌は発酵食品だ!とアピールするようなものでちょっと恥ずかしい気持ちになります。

おそらく中華を意識したとこからの「薬膳」使用なのかもしれませんが、ちょっと古いフレーズに感じました。